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引き寄せの参考書

10.マスターの教え

「富と知恵と成功」をもたらす秘訣

書籍:マスターの教え 「富と知恵と成功」をもたらす秘訣

著者:ジョン・マクドナルド
出版社:飛鳥新社

 

著者はジョン・マクドナルドということしか分かっていません。

1929年にカリフォルニアで出版されたようです。

神との対話シリーズの次に引き寄せを実践するのに非常に分かりやすい書籍となっています。

そして大事なことが沢山書かれています。

私はこの本の大事な部分を全てノートに書き写しました。

やっぱりそうか、と思ったのは、引き寄せるにはエネルギーの転移が必要だということ、そして維持し続けなければいけない、ということ。

そして、精神や魂のレベルでは色々なことを受信してしまう。

ここに大きなヒントがあると思います。

神との対話シリーズに並んで愛を感じる書籍でした。是非、おすすめします。

■本文より

運とか天分は、実際には成功にはほとんど関係ない。


実は「宇宙の法則」を使っているのだ。


運とか天分よりも、自分のために宇宙の法則を充分に役に立つように使っているかどうかが大切。


あなたの中に存在する力に同調することを学べば、あなたが得たいこと、思うものは何であっても潤沢に得られるからだ。


あなたの中の力は最初からあなたの中にあり、電気よりもずっと大きな無限の力なのだ。


この「法則」をマスターして充分に協力になる前にこのことを人に話すのはあなたの計画の邪魔になるだけだ。


あなたの力が散逸し、あなたの成功への力を弱めてしまうからだ。


あなたは他人の問題を解決することはできないし、また、他人があなたの問題を解決することはできない。


全ては厳密に個人個人の問題なのだ。

何かを達成するということは、いかなる職種においても、この自分の内なる力の働きを発見して、それを働かせることに他ならない。

 

これは一人ひとりが自分でしなければならないことであり、他に方法がない。

 

あなたは、あなたの思い通りに成功するであろう。


私はそう確信している。


いつか、あなたが物質的なものの追求から卒業する時が必ず来る。


そしてあなたは、人類を欲望と悲惨さと不幸から解き放つことに人生を捧げ始めることになるだろう。

僕は始める前から結果を知っている。


私は自分の得た知識にいつも感謝している。


どれだけ熱心にやるかが違いを生む。


人格的に素晴らしい変化が起こるということはありません。


何事にも心を開いて取り組み、自分の成長と安らぎと幸せを喜んで学ぼうとする人は、賢い人です。

あなたにとって、最高にためになる態度は
「私はこれらの教えに対し、心を開き中立的な姿勢で、自分が得られるものは全部吸収しよう。

そして、今現在、私に理解できない事実や、信じられない考えや首長があっても、そうだからといってそれが正しくないとは言えない」


まず第一にしなければならないことは、あなたが成功するためにどうしても必要な家具の他は一切、処分してしまうことです。


意識はどんな形のものであれ、あるイメージと心象とも言うべきものを持っています。


意識の中にどんな形であろうと、しっかり保たれた心象は必ず実現します。


これこそ、偉大でかつ不変な宇宙の法則なのです。


<なぜ、実現しないのか、ラジオの例>


ある放送局を聞きたいのに、その放送局と同じ周波数の電波を他の局が出していると混信が起こります。


しかし、他の放送局が一時的に電波を流していなければ、目的の放送局をはっきり捉えることができ、あなたの希望はかなえられます。


これと全く同じように、もし、私たちに一つの願望が生まれた時、その願望に相対立し、その力と意識を無効にしてしまうような他の思いがなければ、それは偉大な力を発揮します。


そしてあなたの願望は実現します。


あなたの思いを弱めてしまう心の混乱を作っている原因は、自分の外側には自分の中にある力よりも大きな力が存在しているという誤った思い込みなのです。


心の中に、ある物事や、状態、状況などをはっきりとした形でイメージし、意識することは、それ自体がすでに現実なのです。


あなたという存在は実は「意識」だからです。


あなたは「体」ではありません。


独自の場で昨日している一つの存在としてあなたは全能である意識なのです。


■心の三つの形態

①体を機能させている心「より深い心」ディーパーマインド


②「内なる心」インナーマインド
 良し悪しがない
 不可能、障害、限界、不足がない
 伝達を達成しようとする


③「外なる心」アウターマインド
 欲望を見つける
 障害を創り出す
 目や耳から入ってくる情報


「外なる心」が欲望をみつけて「内なる心」に伝達している。
「内なる心」は伝達を達成しようとする。

 


私たちは望ましい絵をまず心の中に描きそれを自動的に周りの世界に焼き付ける能力を持っている。


これができるようになればあなたは「マスター」(習得者)です。


あなたは、心の中に描いた目的地の絵によって導かれてそこに辿り着くのです。


あなたはそこに到達するまで、確固とした目的を持ち続けます。


第一に「内なる心」はあなたの存在におけるプラスの極(+)で、「外なる心」はマイナスの極(-)なのです。


法則に従っているもの全てにおいては、通常、プラス(+)の力が支配しマイナス(-)の力が仕える役をしています。


しかし、人間においてはこれが逆になっています。


「外なる心」(-)が世界を見ており、争い、競争、障害、不可能というような状況を報告します。

 

「外なる心」に対して、確固たる指示がないために、目標もなくさまよっているからです。


無目的にさまよい、何から何まで受け取ってしまうのです。

もし、確固たる目標が心の中でしっかりとイメージされ、描かれていれば、「外なる心」に確固たる行動規範を与えることによって、瞬時に正道へ引き戻します。


すなわち、あなたは特別の努力をしなくても、「内なる心」のプラスの力が自動的に発揮されるようになるのです。


そして、自動的にプラスの条件や人々を確実にあなたのもとに引き寄せます。


まるで鉄の小玉が磁石に引き付けられるようなものです。


これこそが、なぜ確固たる目標が必要かという第一の理由なのです。


第二に、私たちを取り巻く大気の中には何千万男億という思想がいつも飛び交っています。


人間一人ひとりが放送局であり、誰もが受信機でもあります。


確固たる目標を持たない人はあらゆるものにダイヤルを合わせ結局何も得ることができません。


一方、確固とした目標を持つ人は身長にある一つのことだけにダイヤルを合わせます。


もし、お金が目標であれば、彼はお金を得ます。


地位が欲しい人は地位を得ます。


こうした人が狙い定めた目標は達成されずにいることは決してありません。


第三に、何かに意識を向けるとき、あなたは自分の生命力の一部をそのものに移転します。


対象が大きいものか、小さなものか、物質か、物質出ないか、鉛筆、帽子、自動車、家、富、教育、職業、旅は関係ありません。


生命力の移転がなければ、それをあなたの方に引き寄せることはできません。


その事を心の中で年次続けている間はずっと、あなたはその目標に栄養を送り続けているのです。


あなたの望みがどれほど真剣かによってその生命力が発せられる強さも違ってきます。


その力を向ける先がいくつもあると、その力は分散されて、、それぞれの目標はごく弱い刺激しか受けられずその結果、反応が遅れ、時には全くなにも起こらないというわけです。


あなたは、いくつもの小さな目標を達成してやっと到達できるような大きな究極の目標を持っていますか?


もしそうであれば、大部分の目標はそのまま置いておいて、今は全力で最も手近な最初の目標に向けなさい。


そして、その目標が実現したら、次の目標を取り上げれば良いのです。


私はさらに成功のためにどうしても必要なことをお教えします。


それは他人に話さない、秘密にする、ということです。


「私は~である」「私は~になる」「私は~をした」と宣言するとき、あなたは非常に重要で強力な主張をしています。


「私は」と表現すると時に放射される力を十分に理解している人はほとんどいません。


「私は私である」I am that I am という偉大な言葉を思い出してください。


この言葉は時代を超えて生き、語られています。


この言葉の意味が本当に理解された時、私たちは個人を超えて宇宙の力に結び付けられるのです。


あなたが発する「私は」という言葉は宇宙的なものです。


宇宙全体には「一」というただ一つの数しかないのと同じように、この宇宙にただ一つの「私」しか存在しません。


七という数字は一を七つ集めた数なのです。


大切なことは「私」とは、この一という数字が現れてきた源だということを理解することです。


あなたが「外なる心」で仕事をする時、あなたは個人的で限界のあるところから仕事をしています。


あなたが「内なる心」から仕事をする時、あなたは個人を超えた無限の宇宙の力の助けを呼び覚まし受け取っています。


あなた自身が自分で「私」という時それは実に素晴らしい力を持っており、あなたは自分で自由にできる力が何なのか分かってきます。


私には目的があり、その目的とはあなたにもっと深く真剣に考えさせるということなのです。


「真剣に」と「一生懸命」という言葉を取り違えないでください。


「一生懸命」というのは心理的な緊張を意味していて、不安と恐怖から出てくるもので、心にも身体にも決して良い結果を生みません。


「真剣に」と言っているのは、精神とエネルギーを目標の方向に向けることで、結果はとても建設的です。


あなたが進歩するか否かは目標に向かって「真剣さ」をどれだけ保つことができるかにかかっています。


永続的な成功を楽しむためには、世の中の歩みより常に一歩だけ先を歩いていなければなりません。


人の心は常に前進を目指し、永遠に進歩し続けてゆくのです。


秘密にすべき理由は次の通りです。


「私」という言葉は個人を超え、宇宙的であるためには、それに続くどんな言葉にもその力を投入します。


あなたの計画を他人に漏らしてしまうと、その計画は緊張感を失い、そのパワーが散逸してしまいます。


「外なる心」は逃げ道を見つけ出し、あなたの目標がそれが必要とする勢いを見失ってしまうのです。


次に必要なことは、あなたに「栄養」を与えることです。


ある目標に対して努力を集中すると、自分の生命力の一部を自動的にその目標に移転してしまうからです。


これはむしろ必要なことです。


自分の生命力を補給せず、自分自身に栄養を与えずにそれをし続ければエネルギー不足という状態が起こり、その結果、必ずなんらかの問題を起こしてしまうのです。


欲するものを全て、しかっも限りなく手に入れることは、あなたが天から受け継いだ運命であり、生まれつき持っている権利です。


あなたが欲しいと思うものは、あなたが用い、あなたが楽しむためにここにあります。


あなたが個人的に欲しているものは、あなただけにしか分かりません。


ですから、ここにあるものは、特別にあなたの為に存在しているのです。


あなたは、お金持ちになり、地位も得てしかも健康で、幸せになることができます。


それは、あなたが自分の存在の法則を知り、それと協力さえすればよいのです。


宇宙の法則の基本原理を知った者は自分の天性に応じてそれぞれのやり方で成功するでしょう。


自分独自の解釈と、自分独自の決定をする自由があるからです。


<画家の絵を描く時の方法が例えとして挙げられています>

私の意識も心も決して怠けることはしないからです。


怠惰とは後退することなのです。


もし、私がお金持ちになりたいと望んだとします。

 

私は富がもたらすと思われるもの、自分が欲しいあらゆる物や状況を思い描いて、自分の周りを取り囲みます。


必要があれば、成功した人の実例を参考にすることもあります。


そして日々しなければならないことは通常通りやり続けます。


私がこの世で外見上、何をやっていてもそれはあまり重要ではありません。


私が心の中で何をしているかが大いに重要なことなのです。


もし私が初心者で、例えば新しい車か家が欲しいとしたら、私は雑誌から自分の欲しい物に一番似ている写真か絵を選んでいつもすぐ見える場所に貼っておきます。


こうすると「外なる心」の準備が整い希望の実現化を早めるのです。


体に栄養を与える言葉

集中力
平和
平静
調和
好意
正直
知恵
親切
理解
直感
謙遜
無抵抗
公平
思慮深さ
自由
指導
活動
寛大
生命力
思いやり

聡明
決断力
記憶力
夕が
信仰
地震
豊富
価値
気力
落ち着き

やさしさ
創造力

若さ
礼儀
成功
幸福
注意深さ
健康
協調
誠意
元気
能力
才能
持続性
目的
達成
熟練
信頼
変容
魅力
運命
笑い
豊かさ
真実

 

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