
宇宙の仕組み
量子力学をご存知でしょうか。
量子論は非常に小さなミクロの世界で物質を構成する粒子や光などがどのようにふるまうかを解き明かす理論です。
つまり、私たちの物質は量子という一番小さな物質の塊でできています。
その量子は面白い動きをすることが分かっています。
物質になったり波動になったりするのです。
これは物理学ではすでに証明されています。
物質になるときは、どういうときか
観察されている時だけ物質になるのです。
つまり、誰かが観察していないと物質でいられないのです。
では、誰が観察しているのか?
それは自分自身です。
私たちは物質の形になる前は一つの意識でした。
意識なので物質ではありません。
1つの意識でしかないので自分が何者なのか知ることができない。
自分が何者なのかを知るには、自分ではない者が必要です。
自分自身を知るために自分とは対照となる物質を創り出したのです。
そして、1つだった意識は多数に分割され人間の意識となりました。
これでやっと「私」と「私でない者」ができたわけです。
そして、「ここ」と「あそこ」が出来たことによって「ここ」から「あそこ」へ移動する「空間」と「時間」ができました。
人間の意識として独立はしていますが、深いところで全ての意識は繋がっています。
なぜ意識は物質を作り上げたのか。
自分自身は何者なのか体験して知りたいという「欲求」なのです。
「私ななぜ生まれてきたの?」
これは永遠のテーマで、何度生まれ変わってもこのテーマから逃れることはありません。
答えは「自分自身を体験し再創造する」ということです。
この物質の世界は実は非物質の魂から見ると
幻想のバーチャルな世界なのです。
観察を止めてしまうと物質ではなくなって波動に戻ってしまう儚いものなのです。
意識、魂のレベルが本来の姿であるのですが
人間という物質の中に入って生まれてくるとき
全てを忘れる仕組みになっています。
そうしなければ、新しい経験を創り出すことができないからです。
宇宙は私たちの経験を豊かにする潤沢な見えない資源が沢山あります。
必要となれば資源をを宇宙が与えてくれる仕組みになっています。
私たちがボーッと生きていても自然の法則に従ってその資源は目の前に現れます。
そして、目の前の現実が納得いかないと苦しんでいます。
なぜ、こんなものを引き寄せてしまったのか。
意識して再創造していないからです。
しかし、自分で選んで生まれてきています。
自分の体験に必要な、完璧な時に、完璧な両親から、完璧な肉体に宿っています。
そのことは生まれた時に忘れています。
そして、宇宙はいつでも私たちの要求に完璧に応えてくれます。
私たちの命令(コマンド)さえ間違わなければ。